犬の飼い方を解説するブログ

2010/05/02

夏の暑さ対策や注意点

Filed under: 夏の暑さ対策


だいぶ暖かくなってきましたね♪・・これから初夏、真夏へと気温が上がっていくわけですが、犬は寒さよりも暑さに弱いです。
特に日本の夏は湿度が高く、犬にとっては非常に過酷な季節ですので、冬の寒さ対策以上に気を使わなくてはいけません。

まずは屋内・屋外飼い両方に共通することですが、水を飲ませる容器をお皿にしないほうが良いです。壁やケージの柵にかけるボトルタイプが良いです。というのは、お皿ですととにかくグビグビ飲んでしまいます。また冷たい水を与えるのも良くないです。そうなると夏バテして水まで吐くような重症になってしまいます。これは危険な状態です。
そうならないように水が少しずつ出てくるボトルタイプが良いのです。

それから食欲が少し落ちたりしますが、食べないからといって高級なフードに変えたり人間の食べ物を絶対に与えてはいけません。良質なドライフード一本に絞ってください・・健康上、犬のしつけ上、経済上、悪いことばかりです。

次は被毛のカットですね。この際見た目はあまり気にせず、大胆にカットしてあげてください。バリカンはホームセンターで結構安く売っています。全体に短くするとカッコ悪くなるので、部分部分の毛をつまんでそこだけ深くカットすると、涼しく見た目も良いです。

あとは散歩ですが、真夏の日中は止めてください。熱中症の危険、肉球のヤケドの危険性が高まります。朝か日が暮れた夕方の涼しい時間帯にしましょう。

屋外飼いの場合ですが、絶対に犬小屋に直射日光が当たらないようにしてください。犬小屋の上を覆う2メートル四方以上の屋根をもう一つ付けましょう。金属は熱くなるのでNG、木の板一枚でも良いですし、スダレでも良いです。とにかく出来るだけ陽の当たらない場所を広く作る事です。

最後ですが、初夏に入る前に動物病院へ行き、フィラリアの検査を受けて、駆虫薬をもらい月に一度飲ませます。フィラリアとは犬に寄生する回虫で、最悪の場合心臓に達し犬が死んでしまいます。
このフィラリアの卵が犬の血液中に流れ蚊が吸血し、他の犬に伝染していきます。蚊の対策も大切ですが、それだけでは防ぎきれないので、駆虫薬が必要になります。

もし夏バテしたら、扇風機を設置するか、一時的にエアコンの効いた屋内で安静にさせてください。一晩涼しく過ごせれば、直ぐ回復します。そして暑い日中は水をあまり飲ませないようにして、朝と夕方に与えてください。フードも同じです。

では今年の夏も、愛犬とともに快適に楽しくお過ごしください。
 

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